【配信状況 2016年4月 No.1】
青梅高水山トレイルランに参加して、元気配信!
2016年4月3日(日)
青梅高水山トレイルランに参加してきました!
昨年秋、釜石で大クラッシュ(笑)して以来7ヶ月ぶりの大会参加ともなると遠足のようにワクワク、反面正直びびっていましたが・・・。
しかし、スタートしてしまえば、トレイル特有の出たとこ勝負!
キロ何分とか時間に縛られることもなく、自然の中でオモイッキリ躍動するだけ。下りのシングルトラックはさもトップランナーかのごとく爆走すればいい。MJの曲が頭の中で鳴りっぱなし♪
会場では沢山のトレイル仲間に再会できました!
みんな会うや否や「アオッ!!」
レース中もあちらこちらで「マイケル!!マイケル!!」
そもそも世を偲ぶ仮の姿で出場しているのに、この格好でなぜわかったのか!?何にしても本当にうれしい!!
青梅高水山大会8回目にしてなんとベストでゴール。
800人位出場した中、総合38位でした。
やっぱり、自分が元気じゃなきゃ!を再認識。
アオッ!
そのころ、元気配信実行委員会のカタワレは・・・
風の子太陽の子広場管理棟で、東日本大震災のチャリティ施術を行っていました!雪でできなかった年を除き毎年施術させてもらっています。
今回はカメラマンさんが写真を撮って下さって、なんだか妙にヤッタ感倍増です(^o^)/写真って、いいものですね。
いつもヤラレに(笑)来てくださる宮地藤雄さん、常連のみなさん、今回初めてヤラレに来てくださったみなさん、ありがとうございました!
ストレッチチームと合わせて32,000円を、被災地支援に役立ててもらうよう寄付させていただきます。
細く長くしつこく、がんばります。
そしてメンバーのみんな。
いつもアシを貸してくれて本当にありがとう。
【配信状況 2016年4月 No.2】
東北風土マラソン&フェスティバルに参加して、元気配信!
2016年4月23日。
前日オプションで南三陸復興ツアーに参加しました。
写真1枚ずつに解説がついています、ぜひご覧ください。
ギリギリセーフ!からのスタート(^^;)
自宅から始発電車に乗って、余裕で仙台入り。。。
の予定だったのですが、この日に限って夜間工事のトラブルで始発電車が動かず真っ青に!何とかタクシーを拾ってギリギリ間に合いましたが、もうホントにダメかと思いました(>_<)
そんなトラブルを乗り越え、ツアーバスに無事乗車。
一路、南三陸へ向かいます。仙台から2時間ほどかかります。
台湾の方が大勢参加されていました。もしかしたら日本人より多かったのでは?というくらい。
10.6という数字。
南三陸町は、ワカメやホタテ、牡蠣などの養殖漁業が盛んで真ダコの水揚げも多い、海の町。本当に海のキレイな町です。
その静かな町は東日本大震災で、町の人口の4.5%にあたる833人が亡くなるかまたは行方不明、建物の62%にあたる3,321棟が全半壊という、甚大な被害を受けました。
最初に視察させてもらったのは、あの日、高齢者のお祝い行事で集まっていた330人ものお年寄りの命を守った「高野会館」。
この建物は耐震性に優れ頑強だからと、外ではなく屋上へ逃げるように誘導し、3階建ての屋上に逃げた人々の膝まで達した津波を何とかやり過ごした場所です。1人の命も落とすことなく、その場にいた全員が助かったことから「奇跡の建物」と呼ばれているそうです。
次に向かったのは、骨組みだけになってしまった南三陸町の防災対策庁舎。職員の女性が防災無線で最後まで住民に避難を呼びかけ続けたという報道が、記憶に残っている方も多いのではないでしょうか。
この女性は震災から1か月以上も経った4月23日、防災庁舎から7kmも離れた水中でご遺体で発見されました。奇しくも今回我々が防災庁舎を訪ねたのも4月23日でした。5年という時間が経っても、見たもの、聞いたこと、あまりにも衝撃的すぎて忘れられません。
視察させてもらったこの2か所は、いずれも震災遺構としてそのままの位置(高さ)で保存されることが決まっているそうですが、周囲は目まぐるしく変わっていきます。嵩上げ工事が進めば進むほど、町から以前の景色と緑が消え、茶色の山が増えていきます。
その高さは「住民の安全を守るための高さ」ではなく、津波が来たときに「住民が逃げる時間を稼ぐための高さ」だと想定されているそうです。
最終的に10.6メートルの高さまで嵩上げされる予定とのこと。
10.6メートル。3階建ての防災対策庁舎よりも高い山です。
震災遺構として残す部分を除き、全ての土地に対して嵩上げ工事をするとなると、一体どれほどの土が、機械が、お金が、人手、時間が必要なのか・・・・それがここ南三陸だけではないのです。
我々が別の機会も含め、これまでに実際に目にしただけでも、陸前高田、大船渡、釜石、閖上、東松島、そして石巻。他にも沿岸地域はほとんど全て。5年経った今でもこの状況、気が遠くなりそうです。
オリンピックどろこじゃないでしょ。
正直、そう思いました。
オリンピック関連の工事に人手を取られてしまって
復興工事が、さらにどんどん遅れてしまう。
人も車もお金もオリンピックに流れてしまう。
地元の方もそのことを非常に不安に思っておられました。
5年経ってここまで進んだ、いや、これしか進んでいないものを
オリンピックやりながらどうやって並行させるんだろう?
もともと並行させるつもりがないんじゃないか。
今の日本に、そのチカラはないんじゃないか。
被災地が不安を抱くのは当たり前です。
オリンピック、やるなら国は
どんなにお金がかかったとしても
復興を後回しにしない絶対の覚悟を持ってほしい!
と、改めて思いました。
どの場所もきっと。
南三陸町をはじめ地元のみなさんとお話ししていると、まだまだご自分たちも大変だというのに「今度は九州に恩返しする番だ」と口々におっしゃいます。
神戸や常総市をはじめ、今までに自然災害に見舞われた地域からも続々と支援の声が上がってます。本当に、本当に頭が下がります。
視察させてもらった南三陸町志津川中学校の門のところで、こんな看板を見ました。
誰かに貸そう 自分の手
いつかは借りる 誰かの手
どこにでもありそうな標語。
たぶん昔からあったっぽい、錆び錆びのくたびれた看板です。
だけど、未曾有の大震災に遭ったこの地で見るとその意味は桁外れに重みを増す。
自分の故郷が天災に見舞われるなんて、誰も思ってなかった。
たまたま東北だっただけ。
たまたま九州だっただけ。
いつそうなるか、誰にもわからない。
今は確かに我々が手をお貸しする側かもしれないけど、我々だっていつお借りするかわかりません。
「お互いさま」その一言じゃ片付けられないほどの、目に見えないチカラの輪とともに、日本中に元気が拡がりますように。
どの場所も、きっと誰かの故郷です。
これからもみんなの故郷に、マイケルの魔法と元気を届けるためにコツコツがんばります。
元気配信!
2016年4月24日。
いよいよ東北風土マラソン当日!
風土!Food!東北の味を満喫。
この日は、仙台駅との間を往復する大会主催のツアーバスを利用し、走ること1時間30分。(朝が早かったのでもちろん爆睡)
会場となる宮城県登米市の長沼フートピア公園に到着!
1周でハーフマラソンのコースになるほどの湖とアスレチック、風車まである大きな大きな公園です。
東北風土マラソンという名の通り、東北各地のおいしい食べ物が大集結したFoodブース、エイドも東北のおいしいものがたくさん!
ホタテやはっと汁をはじめ、登米牛も豚肉も鶏肉も焼きそばも丼も何もかもが美味しそう!これはヤバい(笑)
昔ながらの屋台風なお店もあれば、カフェ的なメニューを出しているお店もあって、なかなか多彩です。
個人的には前日シコタマ牡蠣をいただいて満足していたので、気持ちが洋風に傾いていた様子。地元のお野菜満載のおいしいミネストローネと仙台ナポリタン、これまた地元の素材を使ったおしゃれなミニアボカドエビバーガーなどなどを堪能。たっぷりのストロベリーソースがかかった米粉ワッフルも最高でした!もうひとつ別腹があったら絶対海鮮系を制覇したのに・・・お腹がいっぱいになってしまって残念すぎる(T_T)
あ、昨年のうまいもん大賞チャンピオンの金比羅丸さんのホタテは美味しかった!!思わず連続で2個買ってしまいました(^^;)
そして、全ブースうちの1/4くらい?は日本酒フェスティバルの利き酒ブースなんです!完走者には利き酒チケット5枚がもらえるという何とも最高な・・・♪
あ、選手じゃなくても利き酒チケットは購入できますのでご安心を。
しかも500円という破格です!これはうれしいですね~
お子さまも参加できるマラソンやゲームもたくさん企画されていましたよ。気持ちのいい湖畔を走って、東北のおいしい食べ物を食べ、おいしいお酒を楽しむ。
なんて贅沢な休日!
走らない人でも、1日十分に楽しめます。
メインステージでは豪華ゲストによるライブなども充実。
お天気にも恵まれ、本当に素敵な時間を過ごすことができました。
今回は前夜祭に参加しなかったので、これはまた来年も・・・・(^0^)//
「被災地」じゃなく「思い出の地」へ。
この日は、会場のあちらこちらで熊本の震災への募金活動が行われていました。
東北だってまだまだ復興の道半ばだというのに、地元の皆さんは口々に九州に恩返しをしたい!と仰います。
そして我々が東京から来たと知ると、来てくれて本当にありがとう!と。
お礼なんてもう言い疲れただろうに。
頭だって、もう下げ疲れただろうに・・・。
我々の方が頭が下がります。
募金をすること。
現地を訪れること。
被災地を応援しようという気持ちは、どちらも同じだと思います。
だけど、募金した方が何かちょっとエライような、イイことしたような世の中的な扱いじゃないですか?
簡単に現地へ行けないという事情も確かにありますが・・・
でもやっぱり、被災した地域に実際に足を運んでほしいと思う。
自分の目で見て、耳で聞いて、地元の美味しいものを食べて、おみやげを買う。これって、元気をいただくので元気受信。
そして持ち帰った感想や思い出を誰かに伝える。
これが元気配信の本来の姿なのかもしれません。
実際に足を運べば、その場所は、「被災地」じゃなくて「思い出の地」になる。また行こうと思う。忘れなくなる。
っていう流れはどうでしょう?
被災地へ行くたびに、そんなことを考える今日この頃です。
また一つ、我々にとっての「思い出の地」が増えました。
これからもコツコツ、元気配信!